岩津ねぎ品評会 出荷物を審査 JAたじま岩津ねぎ部会
JAたじま岩津ねぎ部会は12月11日、JA和田山営農生活センターで、岩津ねぎ品評会の生産物審査を行いました。出荷された岩津ねぎの荷姿を評価し、上位入賞者を決めました。入賞者は、3月中旬に表彰されます。
11月上旬に行った一次圃場(ほじょう)審査の結果をもとに、20人を選定。同日は15人が出品しました。朝来農業改良普及センターの福井謙一郎所長や同部会の徳網豊春部会長など9人が、無作為に抽出された岩津ねぎL規格1ケース(10袋入り3kg)の外観や品質、品ぞろえを10点満点で評価しました。
福井所長は「圃場審査を通過していることもあり、どの出荷物も高品質だった。上位入賞者は特に、技術の必要なネギの調製作業が優れていたと感じた。品評会を通じてより品質の高い岩津ねぎを生産し、市場や消費者からの評価を高めたい」と話しました。
同部会では今年度、132人が栽培。年末にかけて出荷のピークを迎えます。3月21日まで続き、大阪や神戸の市場に18トンの出荷を目指しています。