チェーンポット種まきを学ぶ 岩津ねぎ
JAたじま岩津ねぎ部会は4月9日、朝来市の特産品「岩津ねぎ」のチェーンポット播種(はしゅ)講習会を開きました。JA朝来支店とJA和田山営農生活センターの2会場で開き、同部会員や行政、JA職員ら約40人が参加しました。
チェーンポットは紙製の鉢が数珠状に連結した構造で、一定の株間で植えることができます。地床育苗と比べて管理面積が小さくなり、作業の効率化も図れます。
講習会では、朝来農業改良普及センターの職員とチェーンポットの製造元である日本甜菜製糖株式会社の社員が苗箱への土入れや播種、かん水の手順を説明しました。土入れは、土詰めブラシで堅く詰め込むことで発芽率を上げられることなどを呼び掛けました。
参加した同部会の徳網豊春部会長は「種の蒔き方や土入れが参考になった。部会員には講習会で学んだことを生かして、高品質な岩津ねぎを生産してほしい」と語りました。