支店職員が特殊詐欺学ぶ 防犯意識高め未然防止目指す 日高支店
日高支店は2月6日、支店で特殊詐欺防止対策研修会を初めて開きました。支店職員約15人が参加し、特殊詐欺の手口と対策について理解を深めました。
この研修会は、毎月開くコンプライアンス研修の一環です。被害の未然防止に努めるため、兵庫県豊岡警察署と協力して開きました。
同署の竹原大輔警部補が講師を務めました。還付金や交流サイト(SNS)型投資、ロマンス詐欺などの急増している手口について、事例を挙げながら対策を説明しました。参加者は最新の手口を学び、携帯電話を使いながらATMを操作する高齢者や高額出金者への声掛けの重要性を再確認しました。竹原さんは「詐欺が横行している現状を知ってもらうために、来店者や訪問先で利用者への積極的な声掛けが有効」と強調しました。
矢野聖治支店長は「支店管内で特殊詐欺の被害が増えてきている。警察署員の生の声を聞くことで、支店職員の防犯意識が高まったのではないか」と話しました。今後、詐欺の手口が掲載された研修会資料を利用者に配布し、詐欺の未然防止を目指します。