自転車の危険性学ぶ 中学校で交通安全教室
JAたじまは4月27日、兵庫県警と連携して、豊岡市立港中学校で交通安全教室を開きました。全校生56人と教師、保護者や地域住民などあわせて約100人が見守る中、プロスタントマンによる自転車事故を再現。生徒らは交通事故の危険性や交通ルールを守る大切さを学びました。
安全教室では、スタントマンが自転車走行に伴う見通しの悪い交差点での飛び出しや大型車の内輪差による事故、片手運転や並列走行による事故などを実演。目の前で再現される事故を見て生徒は、事故の衝突や恐ろしさを実感していました。
港中の生徒は約6割が自転車通学しています。豊岡北警察署の署員は、「県内での自転車による事故件数は増えている。自転車は便利な乗り物だが、危険性も高い。ルールをしっかり守ってほしい」と呼びかけていました。港中生徒会の生活会計委員長、古西亜海さんは、「事故の再現を見て怖さが伝わった。確認を怠らず今まで以上に気を付けたい」と話していました。
JAたじまでは、自転車の利用頻度が高い中学生に、交通安全への意識を高めてもらおうと昨年度から同教室を開催し、港中で6校目。今年度も5校で実施を計画しています。