JAの旧店舗を有効活用 地域の憩いの場に変身
令和2年12月末に閉店した旧糸井分店を有効活用しようと、組合員らで構成する糸井ふれあいボランティアが4月2日に「ミニ・コミュニティ糸井ふれあいサロン」を開きました。地域住民の憩いの場を提供しています。利用する高齢者の地域の見守り隊としての役割も担っています。
サロンは第1土曜日と第2土曜日、第3木曜日の毎月3回、10時から16時まで開いています。友人とコーヒーを飲みながら、昭和期の懐かしい生活用具の展示や時代を代表するレコード鑑賞などが楽しめます。来店者は「コロナ禍でなかなか地区の友達に会えない日が続いていたが、久しぶりに笑顔が見れてうれしい。歩ける距離なので、今後も定期的に通いたい」と話しました。
運営しているボランティアスタッフの中には、同市の地域おこし協力隊員も参加しており、サロンを盛り上げます。企画した大槻勝久さんは「情報の交換や発信をして交流を深め、"心地良い地域の居場所づくり"を目指したい」と話しました。