生きものの多様性学ぶ 地元小学生が生きもの調査 JAたじま 青壮年部
JAたじまの青壮年部は7月5日、豊岡市立小坂小学校の5年生18人を対象に生きもの調査を豊岡市出石町内の部員の田んぼで行いました。児童らは田んぼや水路にどのような生きものがいるか夢中になって探しました。
調査はJAたじまのブランド米「コウノトリ育むお米」(品種:つきあかり)の無農薬栽培のほ場で行いました。トノサマガエルやゲンゴロウなど全22種が確認でき、コウノトリ育む農法による生態系の豊かさを確認しました。参加した児童は「環境にやさしいコウノトリ育む農法のおかげで、たくさんの生きものを見つけることができた。もっと生きものを増やして、コウノトリがたくさん来るようにしたい」と話しました。
JAたじま青壮年部は部員18人からなり、20代~50代の生産者で構成されています。水稲や果樹、畜産などさまざまな品目を生産しています。部員の瀬尾雅仁さんは「今回のような活動を通じて、子供たちが農業に興味を持ち、農家になる人が増えるとうれしい」と話しました。
調査を行った田んぼで生産されたお米は学校給食として児童らに提供される予定です。