香美町の学校給食にJA特産品「朝倉さんしょ」登場 朝倉さんしょ部会みかた支部

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 香美町にある香住学校給食センターと村岡学校給食センターは5月下旬、給食にJA特産品「朝倉さんしょ」を使ったメニューを初めて取り入れました。

 両センターでは、地元食材を積極的に活用し、子どもたちに農業や地産地消について学んでもらうきっかけづくりを行っており、月に1回給食に日本の郷土料理をメニューに取り入れています。香住学校給食センターに所属する栄養教諭の杉本沙英さんは「給食を通して地域の食材を知ってほしい。香美町にはおいしい食べ物がたくさんあることを伝えたい」と話しました。

 メニューには、JAたじま朝倉さんしょ部会みかた支部が生産した、生の「朝倉さんしょ」600gを使用。ニンジンやタマネギ、コンニャクなどと一緒に炊いた「朝倉さんしょのつくだ煮」として、町内の幼稚園・小学校・中学校17校と、出石特別支援学校みかた校に計1,400食分を提供しました。香住第一中学校の生徒は「初めて食べた。食べたあとピリピリするけどおいしい」と笑顔で話しました。