朝倉さんしょ収穫ツアー 京阪神の参加者でにぎわう 収穫作業で援農も
兵庫県のJAたじま内にあるJJエリアセンター但馬は、JAの重点振興品目である「朝倉さんしょ」の収穫ツアーを初めて企画しました。参加者に、地域の特産品の理解を深めてもらうほか、人手がかかる収穫作業の援農につなげることが目的です。
ツアーは、5月17日に開催。京阪神などから参加者12人が、朝倉さんしょ生産者の福井悦雄さん(写真・右)のほ場で、収穫作業を楽しみました。兵庫県西宮市からツアーに参加した清水美鈴さんは「低木で管理してあるので、収穫しやすかった。朝倉さんしょ200グラムをお土産でいただいたので、魚を炊くときに少しずつ入れて長い期間楽しみたい」と笑顔で話しました。
ツアーではこのほか、JAおおや高原有機野菜部会のホウレンソウ収穫や、老舗和菓子店で「朝倉さんしょ」を使ったお菓子作り体験を行いました。
このツアーは、全国農協観光協会が主催。同JAやJJエリアセンター但馬が関わる企画としては今後、JA管内の地域特産「八代オクラ」・「進美なす」の収穫ツアーなどを予定しています。