JJエリアセンター開設1周年 3者の連携強化に向けて田植え研修

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 20234月に開設してから1周年を迎えたJAたじま管内のJJエリアセンター但馬は65日、1周年記念事業としての田植え研修を企画しました。1つのことを協同で行う達成感を共有し、但馬での事業発展に勢いをつけてもらうことが目的です。

 農協観光、日本航空(JAL)、JA職員ら新任担当者を含めた12人が参加しました。実習前には、但馬を代表するJAブランド米「コウノトリ育むお米」の勉強会を実施。知識を深めた後、田植えを体験しました。

 同米を生産するJAたじまコウノトリ育むお米生産部会の村上彰部会長から説明を受けた後、参加者らは慣れない手つきで稲の苗をていねいに植え付けました。

 参加者らは「初めて田植えを体験して、農業の大変さを知り貴重な経験となった。職場で情報共有をしたい」と笑顔で話しました。

 コウノトリ育むお米は環境に配慮した栽培方法をとるJAのトップブランド米。栽培は有機JAS、無農薬タイプ、減農薬タイプに分かれています。品種は「コシヒカリ」を中心に、酒米などJA管内の但馬全域で栽培されています。

 同センターでは今回のような企画のほか、第一次産業を活用した体験の開発や援農につながる事業展開などを行っています。