JAたじまのつちかおり米協議会や生活協同組合コープこうべなどは9月14日、消費者を対象に「コープス親子で米づくり体験ツアー」を宿泊研修施設「うづかの森」（香美町）で開きました。

　生活協同組合コープこうべに出荷している特別栽培米コシヒカリ「つちかおり米」の田植えから収穫までを体験するツアーで、5月の田植え、6月の生きもの調査に続き3回目。米作りを通じて、食と農のつながりを学び、「つちかおり米」のファンになってもらうことが目的です。

　神戸市などから生協組合員の親子26人が参加し、稲刈り体験を行いました。昼食には「つちかおり米」の新米を釜で炊き、参加者へ振舞いました。参加した親子は「田植えから稲刈りまで体験できて楽しかった。釜で炊いたご飯は格別だった」と話しました。

　「つちかおり米」は化学合成肥料窒素を慣行栽培の9割減、農薬使用を慣行栽培の5割以下に抑えている特別栽培米「コシヒカリ」。同協議会の安岡平夫会長は「今回の体験をきっかけに米一粒一粒を大切に食べてほしい」と話しました。