「八代オクラ」児童らが収穫

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 日高農産物直売所出荷部会は9月12日、八代おもいやりネットと豊岡市日高学校給食センターの協力で、豊岡市立八代小学校の全校児童20人に、在来種「八代オクラ」の収穫体験を行いました。

 食や農業の他、伝統野菜への理解を深めることが目的で、学校の食育活動の一環として毎年開いています。

 一般的なオクラが五角なのに対し、「八代オクラ」は八角以上。太くて大きく柔らかいのが特徴です。八代地区で自家消費用として約60年前から栽培しており、在来種を残そうと、地元の農家が2010年ごろから栽培し始めました。

 児童らは、畑の管理者である同部会の吉岡亮さんの指導の下、長さ10cmほどに実った「八代オクラ」約200本を収穫しました。児童は「普通のオクラよりネバネバしていて大好き。食べるのが楽しみ」と話しました。収穫された「八代オクラ」は、同給食センター管内の小中学校7校「八代オクラの中華天ぷら」として1,400食分振る舞われました。