豊岡南支店は11月14日、組合員・利用者への日頃の感謝を込め、地域ふれあい活動の一環としてふれあい感謝祭を開きました。昨年から、地域の福祉団体も出店しています。窓口やJA公式LINE、出店者のSNSなどからも周知が広まり、来場記念品400個を開始1時間で配り終えるなど、半日で約500人の来場者でにぎわいました。

　JAと豊岡市社会福祉協議会が地域活性化・地域貢献への新たな連携した取り組みを検討する中で、福祉団体のふれあい感謝祭への出展を発案。昨年度より市内の福祉団体の参加が始まり、今年度は3団体が参加して事業活動の中で制作した手芸品やお菓子などを販売し、来場者に喜ばれていました。

　初めて参加した出店者は「地域の皆さんがにぎわっているところに一緒に参加できてうれしい」と手話で語りました。豊岡市社会協議会地域福祉課の有馬達郎係長は、「参加できる場を提供していただいてありがたい。このように活動を知ってもらえる機会を増やしていきたいです」と笑顔で話しました。

　ふれあい感謝祭ではそのほか、地元生産者による農産物の直売やキッチンカーによる軽食の販売、生産資材の割引券配布などが行われました。地域に根差すJAとして、今後も地域をつなげる場となる支店づくりを目指します。