JA特産品を使用した商品開発授業 テーマは直売所でのテイクアウト 甘味部門に栄冠
JAたじまは1月27日、神戸国際調理製菓専門学校(神戸市)と、同校学生を対象とした商品開発授業を開きました。学生らは、JA管内の特産品を使用したJA直売所でのテイクアウトメニューをテーマに、料理レシピを考案。グランプリには、甘味部門の「朝倉山椒香る抹茶のパウンドケーキ」と「美方大納言小豆を使った和風生ドーナツ」が輝きました。
この授業は昨年に引き続き今回で2回目。学生らは、県内の但馬地域でさまざまな農産物等が生産されていることを学び、商品開発を通じて、地産地消の意識を持つ料理人としての成長を目指しています。JAは応募されたレシピをもとに、直売所で提供する商品開発に役立てます。
同校で調理と製菓を学ぶWライセンスコース2年目の23人が参加。5つの班に分かれ、それぞれ揚げ料理や煮込み料理などのレシピを考えました。審査員はJA職員と教授の5人が務め、味や見た目の他、商品化するために大切な提供時の作業効率などを評価しました。グランプリに選ばれた学生らは「1位に選ばれてうれしい。誰でも作りやすいレシピを心がけ、おいしさだけでなく見た目も重視した」と喜びを語りました。