より魅力ある直売所目指して研修実施
但馬県民局豊岡農業改良普及センターが事務局を務める豊岡市農産物直売所連絡協議会は3月8日、直売所魅力アップ研修会を豊岡営農生活センターで開きました。同協議会員、生産者、関係機関職員ら40人が出席し、農産物直売所の新たな役割の模索と、魅力向上に向けた地域との連携の必要性を学びました。
同協議会には、豊岡市内の16の農産物直売所が加入。研修などを行い、魅力ある商品づくりや地域の活性化に尽力しています。
研修会では、日高農産物直売所出荷部会の南和美部会長が、地域のスーパーや給食センターと連携した部会の活動を紹介。安全安心で新鮮な農産物を消費者に届けるやりがいや喜びを発表しました。
また、豊岡市但東町の農業生産法人有限会社あしたの霜倉和典代表取締役が、「この地域で誇りを持つ!!~チューリップまつりから学ぶ~」と題して講話。行政、JAなどの関係機関や地域住民と協力し、思いや考え方を共有することの必要性を訴えました。
霜倉代表は、「より良い直売所にするために何ができるか、何をしたいか考えることが重要。こだわりを持って、やりたいことを突き詰めることが直売所の魅力向上につながる」と話しました。