浜坂朝市婦人会 新会長に奥田さん
浜坂朝市婦人会は1月29日、浜坂支店で開いた総会で、平成30年度は盆用の小菊を中心に農産物の計画的な栽培と、出荷量の増加による販売の強化に力を入れることを決めました。同会員、JAや行政職員ら約20人が出席。29年の活動や販売の実績を振り返り、販売高の更なる向上に向けて意思を統一しました。
同会は、美方郡新温泉町浜坂地区内の女性18人で組織。自家栽培の新鮮で安全な野菜、花卉や手作り加工食品などを持ち寄り、JAの浜坂農産物直売所での販売を通じて女性の地位と生活の向上を目指しています。
同会では29年、約1,600万円を売り上げました。8月の盆前には小菊を求める消費者であふれ、8月の月間売り上げは28年を上回りました。しかし、需要に対し販売量が少なかったことから、更なる生産・販売の拡大に力を入れます。また、JAや行政との一層連携し、女性ならではの目線、考え方や、直接消費者とふれあえる強みを生かして所得の増大へつなげます。
総会の役員改選で新たに会長に就いた奥田英子さん(写真中央)は、「会員の高齢化など危機感がある。JAや行政と協力して仲間を誘い、一人ひとりが元気に、地元で伝統ある直売所として前向きに活動していきたい」と意気込みを語りました。