農産物販売拠点の新設に向けて出荷者ら決起大会

2018.02.22

 JAたじまは2月21日、今夏に開店を予定する「JAファーマーズ・たじまんま和田山」の出荷者総決起大会を、和田山ジュピターホール(朝来市和田山町玉置)で開きました。地元農家、朝来市、養父市、但馬県民局、JA兵庫中央会、株式会社エーコープ近畿、JAたじま役職員ら約200人が出席。新店舗の概要や理念などを確認し、開店に向けて意思を統一しました。

180221tajimanmawadayama.jpg 大会では、JAたじまの尾﨑市朗代表理事組合長が、「農産物直売所を通じて、但馬地域の各地に根ざした農産物が交流することは、互いの地域が活性化する点で大きな意義がある。大いに利用して農家所得を向上するとともに、生産や販売の喜びを地域の活性化や農産物の生産振興につなげよう」とあいさつ。

 朝来市の多次勝昭市長が、地域の農業振興や活性化に向けて、さらなる農業生産・出荷を呼び掛け、生産者を激励しました。

 出席者らは、JAファーマーズマーケット憲章で理念や運営方針を確認。JAたじまファーマーズマーケット「たじまんま」出荷部会の谷口修部会長(写真)らから出荷者としての心得などを熱心に聞き、JAたじま朝来農産物直売部会の梶原泰輔部会長の掛け声で「がんばろう」を三唱して意識を高めました。

 出席した農家は、「安全安心で新鮮な地元農産物が揃う場所として、多くの人に利用してもらえるよう積極的に出荷したい」と意欲を見せていました。

 全国で14店舗を展開する「JAファーマーズ」は、100坪以上の生産者直売コーナーとスーパーマーケットが併設した施設。1店当たりの売り上げは16億円を超え、通常業態のエーコープ店舗の約2倍となっています。15店舗目となるたじまんま和田山は、売り場面積1,584㎡、直売所部分は330㎡で、食品スーパーとしては朝来市で最大級の施設となります。