不測の事態に備え 職員が救命法学ぶ
JAたじまは1月17、18日、職員に救命に関する正しい知識と技術を身に付けてもらおうと、救命講習会を本店で開きました。講習会には2日間で約120人の職員が参加し、豊岡市消防本部の指導で一次救命処置について学びました。
講習会は、職員の救命技能の維持と向上に加え、救急救命に対する意識の高揚と啓発を目的に3年に1回開いています。
講習会では、消防署員から救命処置の注意点や応急手当の重要性ついての説明があったほか、練習用の人形を用いた胸骨圧迫や人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)使用による心肺蘇生の実技訓練を行いました。参加者らは消防署員に処置の適切な方法や手順を聞きながら取り組みました。
参加した男性職員は、「JAは地域に密接した組織。組合員の高齢化もあり、いつ救急の現場に遭遇してもおかしくないと感じた。しっかりと救命法を身に付け、不測の事態に迅速に対応することが、地域の貢献に繋がり、われわれJA職員の役割の一つだと思う」と講習後の心境を語りました。
JAたじまでは、不慮の事故や急病に備えて各支店や営農生活センター、事業所にAEDを一台ずつ設置しています。