今注目の発酵食品 塩分ゼロ「発酵そみファ」で芋煮会
植村直己冒険館チャレンジ応援祭が11月21日、植村直己冒険館(豊岡市日高町伊府)で開かれ、JA全農子会社の㈱全農ビジネスサポート(東京)が取り扱う、食塩を全く使用しない大豆発酵食品「発酵そみファ」を使った芋煮が約400人に振る舞われました。
日本人は塩分摂取量が多いため、減塩は大きな課題です。そうした背景を踏まえて開発したのが塩分ゼロの「発酵そみファ」です。原料は国産の大豆、米、こうじを使用し、健康を目指すには最適な発酵食品として、今年7月に発売しました。大豆本来のうま味を最大限に生かした、こくがあり、まろやかな味わいです。同祭は、冒険館が主催です。ゲストとして、福島県出身でタレントのなすびさんが参加し、トークショーなどを開催し、福島県の郷土料理である、みそ味の芋煮に発酵そみファが使用されました。
同冒険館職員の宇都宮岳尚さんは「地域の方々やボランティアに協力していただいてイベントを開くことができ、『発酵そみファ』を使った芋煮をたくさんの人に食べてもらえてうれしい」と話しました。
実際に芋煮を食べた男性は「とてもおいしかった。『発酵そみファ』を入れるとコクがでると聞いたので、『たじまんま』で購入してみたい」と話しました。
「発酵そみファ」は塩分不使用のため、賞味期限は製造から180日で要冷蔵です。JA全農が運営しているJAタウンで販売しているほか、JAたじま管内では、同JAのファーマーズマーケット「たじまんま」(豊岡市八社宮)で販売しています。
同祭では芋煮と一緒に、羽釜で炊いたJAたじまの特産品である「コウノトリ育むお米」の白米も提供されました。