JA職員が現役CAからクレーム対応学ぶ JAたじま×JAL、異業種間で連携
地域活性化へパートナーシップ協定を結ぶ兵庫県のJAたじまと日本航空(JAL)は、同JA職員を対象としたマナーやクレーム対応などを学ぶ研修会を開きました。JALの現役客室乗務員が講師を務めました。JAは異業種間で連携し、同研修を通じて新たな視点や考え方を学び、組合員や利用者とのさらなる信頼関係の構築を目指します。
2023年3月に、JAたじまとJAL、農協観光が、兵庫県但馬地域の地域資源を基盤とした活性化を推進するため、パートナーシップ協定を結びました。同協定がきっかけで、研修が開催されました。
研修会は、8月2日と3日に、JA本店で開きました。支店や営農生活センターの窓口担当者など34人が参加しました。
研修では、講師がクレーム発生のメカニズムや、対応時の基本ステップを説明。参加者は「実際に機内で起こったトラブルなどの事例を交えた説明があり、とても参考になった。研修の内容を、職場内にも共有したい」と話しました。
JAでは21年度、JAの目指す考え方や職員の在り方を掲載した職員行動指針「JAたじまクレド」を制定。同年にはこのほか、JA独自のマナーブックを刷新するなど、職員育成に力を入れています。