但馬牛 5月子牛市開催
JAたじまは5月8日、但馬牛の子牛市を但馬家畜市場で開きました。5月市には雌と去勢を合わせ276頭が競りにかけられました。平均価格は100万6,137円で、前年同期より7万5,552円高でした。
5月市には県内の繁殖農家が生後7~10カ月の雌114頭、去勢162頭を上場しました。前回の4月市に比べ、総上場頭数は23頭増、平均価格は1万1,278円高。総販売額は2億7,769万3,920円でした。
畜産課の村尾忠司課長は「連休明けに神戸ビーフの枝肉相場が下がりその影響を懸念していたが、5月市の子牛は堅調に取引され前年高で終わることができた。夏場の牛肉需要に合わせ肥育農家の生産費に見合う枝肉相場が維持されることを期待する」と話していました。
この日の1頭の最高値は170万7,480円。香美町香住区の今西修輔さんが生産した、父に「芳悠土井」、母の父に「菊俊土井」の血統を持つ雌でした。
次回の7月10日のせり市には約300頭が上場される予定です。