第18回たじま農協東部和牛共進会 最優秀賞に2年連続太田さん

IMG_4704.jpg JAたじまは9月26日、但馬家畜市場(養父市大薮)で第18回たじま農協東部和牛共進会を開きました。豊岡市、養父市、朝来市内の畜産農家が2歳種雌牛29頭を出品しました。兵庫県の北部農業技術センターや全国和牛登録協会県支部、同JA畜産課など関係機関の職員らが皮膚・被毛や栄養状態などを直接触りながら、但馬牛としての資質や品位、均称などを一頭一頭入念に審査しました。  

 審査の結果、最上位である最優秀賞1席に太田克典さんが出品した「はな2」が選ばれました。「はな2」は昨年5月生まれで、父牛に「芳悠土井」、母の父牛に「丸富土井」の血統を持ちます。発育と均称、共に良好で、前中躯にかけての移行がスムーズで、但馬牛としての種牛性に富んでいることが高く評価されました。この日選ばれた最優秀賞1~3席、優秀賞1~3席の上位6頭が10月24日に同市場で開かれる「第101回兵庫県畜産共進会」に出品されます。

 太田克典さんの息子の海星さんは「2年連続で最優秀賞1席に選ばれてうれしい。今年は特に牛に合わせた飼育を心掛けた。去年の県共では3位に終わり、悔しい思いをしたので、今年は1位を取るために残りの1ヵ月間、徹底した飼育管理に努めたい」と話していました。

 第101回兵庫県畜産共進会に出品が決まったその他の入賞牛と出品者は次のとおり。 

最優秀賞2席=「かなみやふく」岩花希さん(養父市) 

    3席=「すけよし」上垣勇吾さん(養父市)

優秀賞 1席=「よしつね88」吉村英美さん(養父市)

    2席=「みやよし」森井正彦さん(豊岡市) 

    3席=「みつやすひさ」岩花希さん(養父市)