但馬牛 9月子牛市開催
但馬家畜市場で9月11日、子牛市を開きました。1頭平均価格は92万1759円(税込)で、前回の7月市に比べ2万2087円安、前年同期比15万7574円安となりました。
取引頭数は前回比35頭減、前年同期比16頭増の289頭。淡路地域以外の兵庫県内繁殖農家が生後7~10ヵ月齢の雌牛108頭、去勢181頭を上場しました。総販売額は2億6638万8480円でした。
畜産課の村尾忠司課長は「夏場の需要期の神戸ビーフ枝肉相場がそれほど盛り上がらなかったことを考えると子牛価格にも影響することは予想された。ただ、雌子牛の相場が依然強く、松阪地方や地元の繁殖農家の導入意欲は旺盛」と話していました。
この日の1頭の最高値は、香美町村岡区の井上哲也さんが出品した父に「芳山土井」、母の父に「芳悠土井」の血統を持つ雌でした。158万7600円でせり落とされました。
次回の10月9日のせり市には約300頭が上場される予定です。