第14回新温泉町子牛共進会 3部門で61頭が競い合う
新温泉町とJAたじまは10月3日、みかた畜産事業所(美方郡新温泉町歌長)で第14回新温泉町子牛共進会を開催しました。新温泉町内の畜産農家が出品した子牛61頭を種牛の部一部(平成31年1月~3月生まれ)、同二部(平成31年4月~令和元年5月生まれ)、肉用牛の部の3部門で審査しました。一部の一等賞一席に山本智明さんが出品した「ともひさ2」を、二部の一等賞一席に中村文吾さんが出品した「みやよし1」を、肉用牛の部の金賞一席に山本隆章さんが出品した「平成」を選びました。
同共進会は、子牛の発育や改良状況を審査するとともに、畜産農家の交流を通じて技術の向上を図る場として毎年開いています。審査員として同JA畜産部職員が、但馬牛としての資質や品位、体積や均称など、一頭ずつ入念に審査し、上位入賞牛を選んだ。
種牛の部一部で一等賞一席に選ばれた「ともひさ2」は平成31年1月22日生まれで、父牛に「芳悠土井」、母の父牛に「鶴丸土井」の血統を持ちます。体型的には肩付きも良く前躯から中躯にかけての移行もスムーズであり、但馬牛としての品位に富み背線もゆったりと余裕が感じられ、連産性に富んでいる事が高く評価されました。出品者の山本智明さんは「久しぶりに一等賞一席に選ばれてうれしい。ストレスのないように飼育するよう心掛けた。良い子牛を長く生んでもらうために、将来に期待して管理していきたい」と話していた。
そのほかの上位入賞牛の結果は次のとおり。
種牛の部 一部 一等賞 二席=「かつらふゆ」村尾憲弘さん
三席=「ちはる31」村尾千代美さん
四席=「つつじ5」植田秀作さん
五席=「てるみ3」竹下千江子さん
二部 一等賞 二席=「みなこ」村尾憲弘さん
三席=「しげよし31」村尾千代美さん
四席=「のりふく3」植田秀作さん
肉用牛の部 金賞 二席=「花房」山本智明さん
三席=「芳悠福」中村文吾さん