但馬牛 11月子牛市開催
神戸ビーフや特産松阪牛など高級牛肉のもと牛になる但馬牛の子牛市を11月11日に但馬家畜市場で開きました。
1頭平均取引価格は82万7572円で、前回の10月市(80万5760円)と比べ約2.7パーセント増加となり、4市場連続上げになりました。前年同月の平均価格(88万9560円)対比で約7%安の結果となり、約6万円安で昨年の相場に戻りつつあります。しかし、新型コロナウイルス感染拡大が子牛相場に影響を与えていて、日本各地で感染再拡大の動きを見せている中、相場が読めない状況が続きそうです。
せり市には、兵庫県内の繁殖農家が生後7~11カ月の雌牛147頭、去勢牛181頭の計328頭が上場され、販売総額は約2億7144万3700円(税込)でした。
同JA畜産課の村尾忠司課長は「今回の市場は枝肉相場が回復傾向にあることと、子牛の斉一性もあり発育の良好な子牛が出荷されており、子牛相場も上昇傾向を示したものと思う」と話しました。