但馬牛 3月子牛市開催
JAたじまの但馬家畜市場は10日、「神戸ビーフ」「特産松阪牛」などのブランド牛肉の素牛となる「但馬牛」の子牛せり市を開きました。
兵庫県内の繁殖農家が雌牛170頭、去勢牛226頭の計396頭を上場し、1頭平均価格は74万2367円。前回の1月市と比べて9289円増加し、ほぼ横ばいで推移しました。
新型コロナウイルスが感染拡大し始めた昨年3月市の平均価格(69万1584円)と比べると、約7.3%増加しており、若干ではありますが回復傾向に転じています。2月末で兵庫県は緊急事態宣言が解除され、経済活動が戻りつつある中、消費拡大が期待されています。
JA畜産課の村尾忠司課長は「子牛のバラツキも散見されたが、子牛価格は全国並で推移している。消費はまだまだ回復していないが今後の神戸ビーフ枝肉相場に期待したい」と話していました。
次回は4月14日に開催予定。