但馬牛 4月子牛市開催
但馬牛の子牛市を但馬家畜市場(養父市大薮)で開きました。
雌と去勢を合わせた1頭平均価格は78万4239円(税込)。前月を4万1872円上回り、最初の緊急事態宣言が発令された昨年4月と比べても、21万6382円と大きく上回りました。4月市は上場頭数も少なく、肥育農家の導入意欲を満たす程の頭数ではなかったことが要因として考えられます。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、子牛を上場した繁殖農家は「コロナ禍で不安定な相場が続き、油断できない状況が続く」と不安を募らせています。
兵庫県内の繁殖農家が雌牛103頭、去勢牛149頭の計252頭が上場。販売総額は約1億9763万円でした。JA畜産課の福井徹課長は「牛の斉一性も良く、月齢に応じた発育をしており、全国的な価格帯になった」と話しました。
今年度は6月と8月を除いた第2水曜日に開催予定です。