但馬牛 5月子牛市開催
JAたじまは5月12日、神戸ビーフや特産松阪牛などのブランド牛肉のもと牛となる但馬牛の子牛市を但馬家畜市場で開きました。
雌と去勢を合わせた1頭平均価格は73万1530円(税込)。前月(78万4239円)と比べると約6・7%低くなったが、前年5月(56万2246円)と比べて約30%高となり、依然として高値で推移しています。
全国的に、肥育用として導入される去勢牛の高値が目立っています。それに対して同市場は、去勢牛の平均価格69万1329円と比べて、雌牛の平均価格78万5227円で雌牛の方が約9万円高いです。神戸ビーフの販売価格が伸び悩んでおり、兵庫県内肥育農家の導入意欲が低かった事が要因として考えられます。
兵庫県内の繁殖農家が雌牛140頭、去勢牛187頭の計327頭を上場。販売総額は約2億3921万円でした。JA畜産課の福井徹課長は「緊急事態宣言中において購買客も来場を控えており、子牛価格も伸び悩んだ」と話しました。
次回は7月14日に開催予定です。