但馬牛 7月子牛市開催
JAたじまの但馬家畜市場は7月14日、「神戸ビーフ」や「特産松阪牛」のもと牛となる但馬牛の子牛せり市を開きました。
雌牛と去勢牛を合わせた1頭平均取引価格は75万5,423円で、前回の5月市(73万1,530円)と比べて約3.3%増加しました。そのほか、前回対比で雌牛の平均価格は約1万3,000円下げたものの、去勢牛は約4万8,000円増加。夏場の需要に向けて出荷が進み、肥育牛舎の空が出来たため導入が進んだことが考えられます。
7月市は、県内の繁殖農家が生後7~10か月の雌牛181頭、去勢牛204頭の計385頭を上場。販売総額は2億9,083万7,800円だった。
JA畜産課の福井徹課長は「緊急事態宣言も明け、購買者も多く来場いただいた。まだまだ先行きは不透明ではあるがワクチン接種も進んでおり、今後の価格に期待する」と話しました。
次回は9月8日開催予定です。