但馬牛 9月子牛市開催
9月8日に但馬家畜市場で、但馬牛の子牛せり市を開きました。2019年10月以来、1年11ケ月ぶりに、去勢牛の平均価格が雌牛を上回りました。緊急事態宣言中で雌牛購買者の県外来場者が少なく、繁殖農家の導入も少なかったことで去勢牛価格が高騰したことが要因として見られています。
雌と去勢を合わせた一頭平均価格は77万5,765円。雌牛の平均価格は76万4,887円で、前回(77万3,428円)と比べて約1万円安くなったのに対し、去勢牛の平均価格は78万4,988円で、前回(73万9,448円)と比べて約5万円高くなりました。
9月市では、県内の畜産農家が雌牛145頭、去勢牛171頭の計316頭を上場しました。
畜産課の福井徹課長は「緊急事態宣言中でのせり市開催となり、県外からの購入来場者も少なく価格も心配したが、まずまずの結果であった」と話しました。