但馬牛 10月子牛市開催
JAたじまは10月13日、神戸ビーフや特産松阪牛などのブランド牛肉のもとになる「但馬牛」の子牛せり市を但馬家畜市場で開きました。9月末での緊急事態宣言解除に伴い、せり場内は購買客でにぎわいました。
その勢いに乗り、雌と去勢を合わせた1頭平均価格が上昇。83万8,010円で、昨年12月市以来の80万円台となった。良い牛がそろっており、緊急事態宣言も明けたことで市場が活気づき、値段につながったことが要因として考えられます。前回の9月市(77万5,765円)と比べると、6万2,591円高でした。
10月市では、兵庫県内の繁殖農家が雌牛151頭、去勢牛185頭の計336頭を上場。販売総額は2億8,157万1,400円だった。
畜産課の福井徹課長は「緊急事態宣言も解除となり、県外からの購買者も多く来場いただけた。コロナの状況も落着きが見られ今後の価格に期待したい」と話しました。