最上位に吉村さん 第20回たじま農協東部和牛共進会

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 JAたじまは928日に、但馬家畜市場で第20回たじま農協東部和牛共進会を開きました。最上位の最優秀賞一席に、養父市の吉村英美さん(写真左)が出品した「よしひめ」を選びました。同共進会で選ばれた上位6頭と、924日の第90回美方郡種牛共進会の上位8頭の計14頭が、114日に但馬家畜市場で開かれる第103回兵庫県畜産共進会の種牛の部に同JA管内の代表として出場します。

 この日の共進会には、豊岡市と養父市、朝来市の畜産農家が2歳種雌牛29頭を出品。兵庫県北部農業技術センターや全国和牛登録協会兵庫県支部の審査員が、但馬牛としての資質や品位・均称などを審査基準に基づき総合的に評価しました。

 「よしひめ」は昨年2月生まれで、父「芳悠土井」、母の父牛「丸宮土井」の血統を持ちます。月齢に応じた発育で栄養度が高く、品位に富んでいたことが高く評価されました。その他、「よしひめ」は昨年10月に行った、たじま農協東部和牛子牛品評会でも最上位の一等賞一席を獲得しています。吉村さんは「順調に育ち、いい結果が出せてうれしい。県共でもいい成績が取れるように、日々の管理に励みたい」と話しました。

 第103回兵庫県畜産共進会に出品が決まったその他の入賞牛と出品者は次のとおり。

 最優秀賞 2席=「みなはる」上垣勇吾さん(養父市)

      3席=「よしつる」森井正彦さん(豊岡市)

 優秀賞  1席=「かなみやまち」岩花希さん(養父市)

      2席=「めぐみひさ3」太田海星さん(養父市)

      3席=「つるきみ」高橋潤也さん(養父市)