第103回兵庫県畜産共進会 種牛の部・名誉賞に村尾さん輝く
但馬牛の品位などを競う第103回兵庫県畜産共進会が11月4日、養父市の但馬家畜市場で開かれました。種牛の部の名誉賞に新温泉町の村尾和広さんが出品した「ふくてる6の7」(写真上)が最上位の名誉賞に輝きました。JAたじまは8年連続、同部の団体の部で、優勝を飾りました。
「ふくてる6の7」は令和2年1月26日生まれで、父に「芳悠土井」、母方の父に「第2鶴雪土井」の血統を持ちます。審査では、体上線・体下線ともに平直であること、前中後躯のバランスや発育が良いこと、また但馬牛の特徴である資質や品位の良さがよく表れており、種牛らしいことが高く評価されました。村尾さんは「十数年ぶりに名誉賞を受賞できたことはとてもうれしい。来年は2連覇を目指してがんばりたい」と話しました。
肉牛の部では、太田克典さんが出品した「三太郎」(写真下)が最優秀賞1席に選ばれました。
JAたじまの入賞牛と上位結果は次のとおりです。
【種牛の部】
名誉賞 「ふくてる6の7」 村尾和広さん(雌2区)
最優秀賞1席 「あきふく」 上田伸也さん(雌2区)
2席 「にしきやま2」 中村文吾さん(雌2区)
3席 「ふくみ」 村田瑞樹さん(雌2区)
4席 「かねさつき」 中井崇泰さん(雌1区)
【肉牛の部】
最優秀賞1席 「三太郎」 太田克典さん(去勢)
2席 「ひろよし1」 上田伸也さん(雌)
4席 「なをよ19」 太田克典さん(雌)