第103回兵庫県畜産共進会 種牛の部・名誉賞に村尾さん輝く

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 但馬牛の品位などを競う第103回兵庫県畜産共進会が114日、養父市の但馬家畜市場で開かれました。種牛の部の名誉賞に新温泉町の村尾和広さんが出品した「ふくてる67」(写真上)が最上位の名誉賞に輝きました。JAたじまは8年連続、同部の団体の部で、優勝を飾りました。

共進会には、県内の予選を勝ち抜いた種牛45頭、肉牛59頭(雌16頭、去勢43頭)の合計104頭の出品があり、JAたじまからは種牛13頭、肉牛9頭(雌7頭、去勢2頭)の合計22頭を出品しました。1104兵庫県畜産共進会 肉牛.jpg審査員らが、資質や品位、発育状態などを1頭ずつ入念に審査し、上位入賞牛を選びました。

 「ふくてる6の7」は令和2年1月26日生まれで、父に「芳悠土井」、母方の父に「第2鶴雪土井」の血統を持ちます。審査では、体上線・体下線ともに平直であること、前中後躯のバランスや発育が良いこと、また但馬牛の特徴である資質や品位の良さがよく表れており、種牛らしいことが高く評価されました。村尾さんは「十数年ぶりに名誉賞を受賞できたことはとてもうれしい。来年は2連覇を目指してがんばりたい」と話しました。

 肉牛の部では、太田克典さんが出品した「三太郎」(写真下)が最優秀賞1席に選ばれました。

 JAたじまの入賞牛と上位結果は次のとおりです。

 【種牛の部】

  名誉賞      「ふくてる67」    村尾和広さん(雌2区)

  最優秀賞1席   「あきふく」      上田伸也さん(雌2区)

       2席   「にしきやま2」     中村文吾さん(雌2区)

       3席   「ふくみ」       村田瑞樹さん(雌2区)

        4席   「かねさつき」      中井崇泰さん(雌1区)

 【肉牛の部】

  最優秀賞1席   「三太郎」        太田克典さん(去勢)

      2席   「ひろよし1」      上田伸也さん(雌)

      4席   「なをよ19」      太田克典さん(雌)