香美町とJAたじまは10月29日、JAのみかた畜産事業所で第17回香美町子牛品評会の後期の部を開きました。香美町内の畜産農家が種牛の部に32頭、去勢の部に12頭の計44頭を出品。種牛の部の一等賞一席に村岡区の長瀬五一さんが出品した「きくいち4」を、去勢の部の金賞一席に村岡区の田中一馬さんが出品した「宮時悠」をそれぞれ選びました。

　同品評会は優秀な但馬牛を生産するために、飼育管理技術向上などを目的に、毎年前期と後期の2回開いています。JA畜産部が但馬牛としての資質や品位、均称、月齢に応じた発育がなされているかなど入念に審査しました。

　「きくいち4」は、父牛に「芳悠土井」、母の父牛に「照一土井」の血統を持つ。体上線が平直で、種牛らしさがあったことが高く評価されました。

　入賞牛と出品者は次の通りです。

　種牛の部　一等賞一席＝「きくいち4」長瀬五一さん（村岡区）

　　　　　　　　　二席＝「うえだ381」上田伸也さん（村岡区）

　　　　　　　　　三席＝「つるひさ」長瀬五一さん（村岡区）

　　　　　　　　　四席＝「みつふくと3の3」中村まゆみさん（小代区）

　　　　　　　　　五席＝「なかみつひめ」中村まゆみさん（小代区）

　　　　　　　　　六席＝「きくみ」今井正人さん（小代区）

　去勢の部　金賞一席＝「宮時悠」田中一馬さん（村岡区）

　　　　　　　　二席＝「盛次郎」谷渕侑生さん（村岡区）

　　　　　　　　三席＝「鶴姫」森脇雄一さん（村岡区）

　　　　　　　　四席＝「若俊」淀貴至さん（香住区）

　　　　　　　　五席＝「大溝和」井上哲也さん（村岡区）