但馬牛 12月子牛市開催

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 JAたじまは12月8日、ブランド牛のもと牛となる「但馬牛」の子牛せり市を但馬家畜市場(養父市)で開きました。1頭平均価格は前月比2.6%(23291円)高の933282円。年末需要に向けて枝肉相場が上がり、併せて子牛相場も上昇しました。JA全農がまとめた全国の主要家畜市場の取引結果によると、10月と11月の2カ月連続で1頭平均価格が全国一位を記録し、今月も期待できる結果になりました。

 12月市には、県内の繁殖農家が雌牛143頭、雄牛1頭、去勢牛210頭の計354頭を上場。販売総額は330381700円でした。

 JA畜産課の福井徹課長は「今回も多くの購買者に来場いただき活気のある牛市となった。雌の高値は地元繁殖農家が繁殖仕向け用で引き上げた結果となった。市場全体として子牛の揃いも良く想定以上の高値で取引されたと思う」と話しました。