但馬牛 5月子牛市開催
JAたじまは5月11日、特産松阪牛や神戸ビーフのもと牛となる「但馬牛」の子牛市を養父市の但馬家畜市場で開きました。1頭平均価格は74万9,399円で前回の4月市(80万1,406円)と比べて5万2,007円下げました。
前年比(73万1,530円)で見ると1万7,869円上げています。2年連続で前年比は上げており、コロナ禍ではあるものの少しずつ相場回復の兆候を見せています。
5月市には、県内の繁殖農家が雌牛152頭、去勢牛190頭の計342頭を上場。販売総額は2億5,629万4,500円でした。
JA同市場の生田景一場長は「生産コストの高騰など、但馬牛を取り巻く環境は依然として厳しい中で、良質で健康な牛づくりをすれば高値に結びついている」と話しました。