第21回たじま農協東部和牛共進会 岩花希さん最優秀
JAたじまは9月22日、JA但馬家畜市場で第21回たじま農協東部和牛共進会を開きました。最上位の最優秀賞1席に、養父市の岩花希さんが出品した「さかえ213」が選ばれました。同共進会で選ばれた上位5頭と、21日に開かれた第91回美方郡種牛共進会の上位7頭の計12頭が、10月27日に淡路市で開かれる第104回兵庫県畜産共進会の種牛の部にJA管内の代表として出場します。
この日の共進会には、豊岡市と養父市、朝来市の畜産農家が2才種雌牛29頭を出品。県北部農業技術センターや全国和牛登録協会兵庫県支部の審査員が、但馬牛としての資質や品位・均称などを審査基準に基づき総合的に評価しました。
「さかえ213」は令和3年4月生まれで、父「丸若土井」、母の父牛「照忠土井」の血統を持ちます。発育良好で体積感があり、均称や品位が富んでいたことが高く評価されました。昨年10月にあった、たじま農協東部和牛子牛品評会では1等賞4席を獲得しており、今回更なる飛躍を見せました。岩花さんは「養父市で生まれ育った種雌牛の丸若土井の出品は初めてだったのでいい結果が出せてうれしい。型が崩れないようにエサのペースを変えないことを徹底した」と話しました。
県畜産共進会に出品が決まったその他の入賞牛と出品者は次の通り。
最優秀賞 2席=「なかね」高橋潤也(養父市)
3席=「みつやすわか」田村牧子(養父市)
優秀賞 1席=「ちりわか」旗谷好将(豊岡市)
2席=「ともえ」上垣勇吾(養父市)