令和4年度たじま農協東部子牛品評会 太田さん親子で栄冠

IMG_6803.jpg JAたじまは9月30日、養父市大薮の同JAの但馬家畜市場で令和4年度たじま農協東部子牛品評会を開きました。豊岡市と養父市、朝来市の畜産農家が今年生まれた雌牛58頭を出品しました。一部(13月生まれ)で養父市の太田海星さんが出品した「てるしお21」を、二部(45月生まれ)で一部の海星さんの父の太田克典さんが出品した「とみやまいけ」をそれぞれ最上位の1等賞1席に選ばれました。

 同品評会は、子牛の発育を審査するとともに、農家間の交流により、技術の向上を図る場として毎年開いています。審査員らが、出品牛の皮膚や被毛などを触りながら、但馬牛としての資質や品位、均称、発育具合を1頭ずつ厳正に審査しました。

 「てるしお21」は1月生まれで、父「丸若土井」、母の父「山伸土井」の血統を持つ。体高が114センチと月齢に対しての発育が十分なうえ、均称がとれていることと、資質に富んでいることが高く評価された。海星さんは「自分の名前で初めて出品した牛が1等賞1席をとれてうれしい。産まれた時から大きかったが、エサの管理を徹底し、つなぎ運動を多めにした」と話した。

 「とみやまいけ」は4月生まれで、父「丸池土井」、母の父「照忠土井」の血統を持つ。均称がとれていて、品位と資質に富んでいることが評価された。

 そのほかの上位入賞牛は次の通り。

一部  1等賞2席=「こうふく22」岩花希(養父市大屋町)

      3席=「みつふく22」太田克典(養父市)

      4席=「こすぎ21」太田克典

      5席=「ふくまる」吉村英之(養父市)

      6席=「ぐく」谷山道洋(豊岡市)

二部  1等賞2席=「みさ」上垣勇吾(養父市大屋町)

      3席=「つるとし22」太田克典

      4席=「わかさかえ」岩花進(養父市大屋町)