地元の名産学んで 小学生が但馬牛の子牛せり市見学
JAたじまは11月9日、但馬家畜市場で開いた但馬牛の子牛せり市で、養父市立養父小学校の2年生児童13人の見学を受け入れました。
但馬牛について関心を深め、同市の良さに気付くことが目的です。同校の生活科学習の一環で、毎年開いています。子牛せり市の見学をカリキュラムに盛り込んでいるのは、全国的に見ても珍しいです。
兵庫県朝来家畜保健衛生所の職員を講師に、児童らは但馬牛に触れたり、せり場内の様子を見学するなどして学びました。そのほか、畜産の機具を専門に取り扱う雑賀商店の雑賀学さんが、削蹄用のなたや、牛の毛並みを整えるブラシなどを紹介しました。
児童らは「最初は但馬牛が怖かったけど、勇気を出して触ってみると気持ち良かった」「子牛のせり落とされた値段が高くてびっくりした」と感想を話しました。