但馬牛 2023年初せり市開催
JAたじまの但馬家畜市場(養父市)は1月11日、特産松阪牛や神戸ビーフのもと牛となる「但馬牛」の2023年初せりを行いました。
せりの開始前に、JAの太田垣哲男組合長が「JAは行政とともに、生産者支援を強く推し進めていく」とあいさつしました。
今年最初の取引は73万4,800円(税込み)で始まりました。雌牛114頭、去勢牛168頭の計282頭を上場し、平均価格は75万8,645円。前月(79万8,200円)を3万9,555円下回り、2市場連続で下げました。販売総額は2億1,393万7,900円でした。全国的に相場が回復傾向にある中、同市場では上げ止まりしたとみられます。1月10日から全国旅行支援が再開されましたが、依然中国からのインバウンド観光が期待できないことが要因の一つと考えられます。
昨年から8年ぶりに2月市も開催しており、次回は2月8日の予定です。