太田さんが3年ぶりに一等賞一席 第22回たじま農協東部和牛共進会
9月22日、第22回たじま農協東部和牛共進会をJAの但馬家畜市場(養父市大薮)で開きました。養父市三宅の太田海星さんが出品した「みつふく22」が最優秀賞一席に輝きました。太田さんが最優秀賞一席を獲得するのは3年ぶり。上位6頭が10月26日に但馬家畜市場で開かれる第105回兵庫県畜産共進会(県共)に出場します。
豊岡市、養父市、朝来市の畜産農家が種雌牛27頭を出品。兵庫県北部農業技術センター職員、全国和牛登録協会兵庫県支部ら関係機関が、但馬牛としての資質や品位などを評価しました。
「みつふく22」は昨年2月生まれ。父牛に「丸若土井」、母の父牛に「芳悠土井」の血統を持つ。共進会では月齢に対する発育、体上線の良さや但馬牛としての品位と資質を保っている点が評価されました。太田さんは「3年ぶりに最上位を取れてうれしい。日々の管理ではこまめなブラッシングを心がけた。東部和牛共進会は通過点なので、県共では勢いを大事に上位を目指したい」と語りました。
県共に出品が決まったその他の結果は次の通り。
最優秀賞二席=「やまよし」森井正彦さん(但東町)
三席=「わかな3」小牧伸典さん(但東町)
優秀賞一席=「こうふく22」岩花希さん(大屋町)
二席=「みさ」上垣勇吾さん(大屋町)
三席=「なみはる」宮田靖仁さん(和田山町)