3市場連続で平均価格増 但馬牛の子牛せり市
10月11日、神戸ビーフや特産松阪牛などのブランド牛肉のもと牛となる但馬牛の子牛市を但馬家畜市場で開きました。
雌と去勢を合わせた1頭平均価格は83万7,163円で、前回の9月市(80万5,879円)と比べて3.9%高となり、3市場連続で1頭平均価格を上げる結果となりました。神戸ビーフ・但馬牛の枝肉価格も高い価格で推移しており、子牛価格も枝肉価格に相まって高値となりました。
10月市には、県内の繁殖農家が雌牛137頭、去勢牛179頭の計316頭を上場しました。販売総額は2億6,454万3,400円でした。
JA畜産課の福井徹課長は「全国的に子牛相場が下落している中、ありがたいことに但馬牛ブランドは高い評価を得ている。この調子が維持できるよう今後も期待している」と話しました。
当日は養父小学校の2年生5人が総合学習の時間に但馬家畜市場を訪れました。朝来家畜保健衛生所の職員から説明を受け、牛の繋場やせり場内を見学しました。