美方郡産但馬牛の世界農業遺産認定受け、県知事が郡内視察 

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 美方郡産但馬牛の伝統的な飼育システムが今年7月に国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定されたことを受け、齋藤元彦兵庫県知事は10月21日、郡内の畜産関連施設を視察しました。

 視察では、2025年の大阪・関西万博で県内に観光客を呼び込もうと、その土地ならではの体験ができるプログラム「ひょうごフィールドパビリオン」に認定されている県立但馬牧場公園の「但馬牛博物館探検隊」を体験。但馬牛のブラッシングや鼻紋採取等を行いました。そのほか、若手畜産農家との意見交換も行い、経営の現状などを話し合いました。

 視察後、齋藤知事は「人材育成や施設の整備など、県として畜産農家に支援を行うほか、万博を通じて、但馬牛の認知度を高める活動を進めたい」と話しました。