一年ぶりに雌・去勢ともに平均価格80万円超え JAたじま但馬家畜市場

34fc46923a5002da5f9b422c170d1a7317b492ce.jpeg JAたじまは118日、神戸ビーフや特産松阪牛などのブランド牛肉のもと牛となる但馬牛の子牛市を但馬家畜市場(養父市大薮)で開きました。

 雌と去勢を合わせた1頭平均価格は859,149円で、前回の10月市(837,163円)と比べて2.6%高となりました。雌牛の1頭平均価格は807,364円、去勢牛は888,534円となりました。雌牛・去勢ともに1頭平均価格が80万円を超えたのは、昨年の11月市が最後で一年ぶりです。今後の共進会に向けた牛の導入時期であり、出品牛のそろいも良かったことが平均価格を上げた要因となりました。

 11月市には、県内の繁殖農家が雌牛122頭、去勢牛215頭の計337頭を上場しました。販売総額は28,9533,200円でした。

 JA但馬家畜市場の生田景一場長は「上場した牛は去勢も雌もよくそろっていた。4市場連続で平均価格が上がっている。今後の伸びに期待したい」と話しました。