但馬牛子牛初せり 前回下回るも前年比11%増
JAたじまの但馬家畜市場(養父市大薮)は1月10日、特産松阪牛や神戸ビーフのもと牛となる「但馬牛」の令和6年初せりを行いました。
せり開始前にJAの太田垣哲男組合長は「令和5年は子牛の高値が続いた。今年は資材の高騰にも負けず、干支である辰のように子牛・枝肉ともに上昇気流にのり、すばらしいスタートとなることを祈る」とあいさつしました。1頭目は88万6,600円(税込)でせり落とされました。
雌牛134頭、去勢牛165頭の計299頭を上場しました。5市場連続で相場を上げていましたが、平均価格は前月(91万9,325円)を7万7,391円下回る84万1,934円。販売総額は2億5,173万8,300円となりました。
12月の枝肉需要が落ち着き、子牛の値段が下がったと考えられますが、昨年1月市の平均価格より8万3,289円上げ、例年以上の相場でした。購買者は多数来場しており、非常に活気あふれる市場となりました。次回は2月14日を予定しています。