今年から新たに6月の子牛市開催、盛況

牛.jpg JAたじまは12日、神戸ビーフや特産松阪牛など高級牛肉のもと牛になる但馬牛の子牛市を但馬家畜市場(養父市)で開きました。初めての開催となった6月市に場内は活気づきました。
 令和6年度は、8月を除いた毎月第2水曜日に開催し、上場予定頭数は3,270頭です。直近20年で見ると、上場予定頭数は増減を繰り返していましたが、18年度の2,692頭を機に、5年連続で増加しています。22年度には8年ぶりに2月市を開いたことに加え、今年から新たに6月の子牛せり市を開催することを決めました。
 せり市には県内の繁殖農家が生後7~10カ月の雌96頭、去勢111頭を合わせた207頭を上場。販売総額は1億6,041万8,000円(税別)となりました。1頭平均価格は77万4,966円で、前回の5月市(78万3,740円)と比べて8,774円の下落となりました。
 JAの西谷浩喜営農生産・畜産担当常務理事は「上場頭数が通常より少なかったので子牛価格に影響しないか心配していたが、多くの購買者に来場いただいた。生産農家の適切な飼養管理により子牛の生育状況も良く価格が維持できたため農家の生産意欲につながっていたと思う」と話しました。
 次回は7月10日に開催予定です。