但馬牛紹介リーフレット制作 「美方郡産但馬牛」世界・日本農業遺産推進協議会

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 香美町や新温泉町、兵庫県、JAたじまなどでつくる「美方郡産但馬牛」世界・日本農業遺産推進協議会はこのほど、昨年7月に認定された世界農業遺産「人と牛が共生する美方地域の伝統的但馬牛飼育システム」の内容を広く知ってもらおうと、リーフレットを制作しました。

 リーフレットでは、世界農業遺産について簡潔に説明。米づくりでできた稲わらや畦畔(けいはん)の野草を但馬牛の飼料として利用することや、但馬牛の糞尿は肥料として田畑に還元する循環型農業を紹介しています。そのほか、JAみかた畜産事業所(新温泉町)で保管している、牛の血統情報を管理し登録する「牛籍簿(牛籍台帳)」などについても解説しています。

 約12千部を発行し、両町に全戸配布したほか、兵庫県立但馬牧場公園(新温泉町)や役場、道の駅、地元の観光協会などにも置いています。JAでは、視察対応などでも活用する予定です。

 同協議会ではリーフレット制作のほか、世界農業遺産認定のロゴマーク案を募集するなど、PR活動に努めています。すでに募集は締め切り、922日に同公園で開かれる「世界の但馬牛まつり」で発表されます。ロゴマークが決定してから、リーフレットを増刷する予定です。