JAたじまは9月25日、第23回たじま農協東部和牛共進会をJAの但馬家畜市場（養父市大薮）で開きました。養父市三宅の太田海星さんが出品した「たかいち10」が最優秀賞一席に輝きました。太田さんの出品牛は、前回の22回に引き続き最上位を受賞し2連覇となりました。同共進会で選ばれた上位入賞牛5頭は、10月27日に県立播磨中央公園（加東市）で開かれる第106回兵庫県畜産共進会（県共）に出品されます。

　豊岡市、養父市、朝来市の畜産農家が2歳種雌牛29頭を出品しました。兵庫県立北部農業技術センター職員、全国和牛登録協会兵庫県支部ら関係機関が、但馬牛としての資質や品位などを評価しました。

　「たかいち10」は昨年4月生まれです。父牛に「悠森土井」、母の父牛に「照一土井」の血統を持ちます。共進会では発育の良さや体の均称、但馬牛としての資質や品位が優れている点が評価されました。太田さんは「6月に育成指導を受け、エサを変えたり飼養管理を見直したおかげで良い結果につながった。県共に向けて仕上げていきたい」と語りました。

第106回兵庫県畜産共進会に出品が決まったその他の結果は次の通り。

かっこ内は地区名、父、母の父牛の血統。

最優秀賞二席＝「みつやすはる」岩花希（養父市、丸春土井、芳悠土井）

　　　　三席＝「みきてるまお2」高橋大樹（養父市、丸若土井、芳悠土井）

　優秀賞一席＝「つるこ7」小牧伸典（豊岡市、芳悠土井、丸福土井）

　　　　二席＝「しげきくみ23」宮田貴身仁（朝来市、茂和美波、丸若土井）