但馬牛子牛せり市 子牛平均88万6,438円 3市場連続上げ 兵庫・但馬家畜市場
JAたじまは10月9日、ブランド牛「但馬牛」の子牛せり市を養父市のJA但馬家畜市場で開きました。
雌と去勢を合わせた1頭平均取引価格は88万6,438円(税抜き)で、前回の9月市(83万7,715円)と比べて5.8%高となり、3市場連続で1頭平均価格を上げる結果となりました。
神戸ビーフ・但馬牛の枝肉価格も依然として高値で推移をしており、子牛価格も枝肉価格に相まって高値となりました。せり場内は、県内外の購買者でにぎわいました。
兵庫県内の繁殖農家が雌牛135頭、去勢牛189頭の計324頭を上場しました。販売高は2億8,720万6,000円です。
JA畜産部の谷口広行部長は「人・牛ともに今年の酷暑を乗り越え、実り多き秋を迎えることができ大変ありがたい。ただ全国の子牛市市場は依然厳しく、両手を上げては喜べない」と話しました。
次回は11月13日に開催予定です。