太田さん岩花さん最上位 たじま農協東部子牛品評会

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 JAたじまは10月2日、但馬家畜市場(養父市大薮)で令和6年度たじま農協東部子牛品評会を開きました。豊岡市、養父市、朝来市の畜産農家が今年生まれた雌子牛55頭を出品しました。一部(1~3月生まれ)で養父市の太田海星さんが出品した「てるくにわか」を、二部(4~5月生まれ)で養父市大屋町の岩花希さんが出品した「さかえ214」をそれぞれ最上位の1等賞1席に選びました。

 同品評会は、子牛の発育を審査するとともに、農家間の交流により、技術の向上を図る場として毎年開いています。全国和牛登録協会兵庫県支部や県立北部農業技術センターの審査員が、出品牛の月齢などを確認しながら、直接牛の皮膚や被毛を触り、但馬牛としての品位や資質、均称などを一頭一頭入念に審査しました。

 「てるくにわか」は18日生まれで、父に「丸若土井」、母の父牛に「照忠土井」の血統を持ちます。発育が良好で、前中駆の移行が滑らかで、但馬牛としての資質、品位が優れていたことが高く評価されました。太田さんは「久しぶりに1等賞1席を取れてうれしい。来年の兵庫県畜産共進会を目指して育てていきたい」と話しました。 

その他の上位入賞牛は次の通り。かっこ内は地区名、父、母の父牛の血統。

1部 1等賞 2席=「なおたか」上垣勇吾さん(養父市、藤彦土井、丸若土井)

      3席=「きくみ」高橋潤也さん(養父市、丸若土井、照忠土井)

      4席=「あいす」上垣勇吾さん(養父市、茂友美波、丸若土井)

      5席=「こうふく221」岩花希さん(養父市、茂和美波、丸若土井)

      6席=「みつとしいけ」太田海星さん(養父市、丸池土井、芳悠土井)

2部 1等賞 2席=「さとまつ」岩花進さん(養父市、悠松土井、丸若土井)

      3席=「はるか」小牧伸典さん(豊岡市、丸若土井、芳悠土井)

      4席=「ほしまこ」高橋大樹さん(養父市、藤彦土井、丸若土井)