但馬牛子牛せり市 子牛平均90万8,468円 5年6か月ぶり90万越え 兵庫・但馬家畜市場
JAたじまは11月13日、ブランド牛「但馬牛」の子牛せり市を養父市のJA但馬家畜市場で開きました。
雌と去勢を合わせた1頭平均取引価格は90万8,468円(税抜き)で、前回の10月市(88万6,438円)と比べて2.5%高。4市場連続で相場を上げ、コロナ禍前の2019年5月市以来、5年6カ月ぶりに90万円を超える結果となり、去勢牛の平均取引価格は、100万円以上でした。
冬場の和牛肉需要期に向けて、現在好調である枝肉相場の更なる上昇期待感も高まり、特に去勢牛の引き合いが強く、前年対比価格を大きく上げる相場となりました。
兵庫県内の繁殖農家が雌牛136頭、去勢牛174頭の計310頭を上場しました。販売高は2億8,162万5,000円です。
JAの西谷浩喜営農生産・畜産担当常務は「10月に行われた兵庫県畜産共進会の影響もあり多くの購買者に来場いただき市場開始から去勢牛を中心に引き合いが強く100万円越えが連続し、畜産農家の皆さまの努力が報われてよかった」と話しました。
次回は12月11日に開催予定です。